きずな・友情⑦

対戦相手は敵ではない、同じピッチの上で戦う仲間だ。

パオロ・マルディーニ
(1968年6月26日生まれ・イタリア) 「史上最高の左サイドバック」と評される元イタリア代表のキャプテン。ACミランの黄金期を支えた選手。イタリア代表は、愛称「アズーリ(青)」の他、堅固な守備から「カテナチオ(かんぬき)」とも呼ばれ、ディフェンダーやGKにスター選手が多い。特にマルディーニが代表だった90年代には、バレージ、ネスタ、カンナバーロ、パリュウカなど、歴代の名選手が揃っている。

「こいつと一緒に幸せになろう」とか「こいつに幸せにしてもらおう」というよりも、「こいつとだったら不幸になっても後悔しない」という相手と”めぐり逢えたら”最高なんじゃないかなあ。

糸井重里(いとい しげさと)
(1948年11月10日生まれ・群馬県) コピーライター。作詞家。テレビタレント。スタジオジブリ作品のキャッチコピーを手掛けている。釣り好きとしても有名。

一本のロウソクから多くのロウソクへ火をつけても、はじめのロウソクの光は弱まらない。

ユダヤの格言

友情は人間感情の中で最も洗練された、そして、純粋な美しいモノの一つだと私は思う。

本田宗一郎
(1906~1991・静岡県) 世界的な自動車・バイクメーカー「ホンダ」の創業者。エンジニアでもある。子供の頃よりレースで世界一になるのが夢で、F1への挑戦も人一倍熱心だった。

本当にすばらしい女性というのは、目ではなく心に触れてくるものなんだ。

岡本太郎
(1911~1996・神奈川県) 大阪万博の「太陽の塔」で有名な芸術家。絵画、彫刻、陶芸、書道、写真など、製作ジャンルは幅広い。バラエティー番組にもよく出演し、「芸術は爆発だ」が流行語になった。ちなみに、私の小学校時代のクラスメイトの岡本君のあだ名は太郎でした。

結果だけの成功に価値はない。仲間と共に作ってきた過程にこそ価値がある。

栗城史多(くりき のぶかず)
(1982年6月9日生まれ・北海道) 登山家。冒険家。起業家。エベレスト単独無酸素登頂と登頂からのインターネット配信を目標にしている。2012年10月、4度目のエベレスト挑戦の時に凍傷で9本の指を失う。2018年5月21日、8度目のエベレスト挑戦に敗れ、35歳の若さでこの世を去った。

その人の子供時代に思いを馳せるのは、すでに好意を持った"しるし"。

茨木のり子
(1926~2006・大阪府) 大阪府生まれ、愛知県育ち。主に戦時中の体験を詩に描く女流詩人。「わたしが一番きれいだったとき」は、国語の教科書にも掲載されている最も有名な詩である。3年B組金八先生の授業では、「ギラリと光るダイヤのような日」が取り上げられた。

真の友は、どんな時にも愛し続けるものであり、苦難の時のために生まれた兄弟である。

旧約聖書・ソロモンの箴言より

闇で闇を追い払うことはできない。光のみが”それ”を成し得る。憎しみで憎しみを追い払うことはできない。愛のみが”それ”を成し得る。

キング牧師
(1929~1968・アメリカ) マルコムXと共にアメリカの「黒人解放運動」を語る上で切り離すことの出来ない重要人物。マルコムXは武闘派なのに対し、キング牧師は非暴力主義を貫いた。1963年にリンカーン記念堂の前で行った「I Have a Dream」の演説は有名。1964年、ノーベル平和賞受賞。1968年、39歳の時に暗殺される。

自分一人で石を持ち上げる気がなかったら、二人でも持ち上がらない。

ゲーテ
(1749~1832・ドイツ) 近世ドイツを代表する文学者。自然科学者、政治家でもある。最後の言葉に「もっと光を」と残した逸話は有名。ワイマールの墓地では親友シラーの隣りで眠っている。

大切なのは、どれだけ沢山のことをしたかではなく、どれだけ心を込めたかです。

マザー・テレサ
(1910~1997・マケドニア出身) 「神の愛の宣教者修道士会」を設立し、インドの貧しい子供たちに教育を受けさせた。また、末期の病状の人が安心して旅立てるよう「死を待つ人々の家」というホスピスも開設。カトリック教会の修道女でありながら、キリスト教の枠組みを超えて活動したことが高く評価されている。1979年ノーベル平和賞受賞。

人生は過ぎ去るものじゃない。みんな共に今を生きているんだ。

ジョン・レノン
(1940~1980・アメリカ) 60年代の伝説のロックバンド「ビートルズ」のギター&ヴォーカルで、グループのリーダー的存在。ビートルズの楽曲の作詞作曲も彼が行っている。ビートルズの解散後は平和運動家としても活動。1980年12月8日、ニューヨークの自宅アパート「ダコタ・ハウス」の前で、”マーク・チャップマン”(自称ファンの男)により銃撃され40年の生涯に幕を閉じた。

Page top icon