人生・幸福⑥

ユダヤ人は足を折っても、片足で良かったと感謝し、両足を折っても、首でなくて良かったと感謝する。首を折れば、もう何も心配することはない。

ユダヤの格言

どんなに悔いても過去は変わらない。どれほど心配したところで、未来もどうなるものでもない。いま、現在に最善を尽くすことである。

松下幸之助
(1894~1989・和歌山県) パナソニックグループの創業者。丁稚奉公時代に商売の基礎を学び「経営の神様」と呼ばれるまで上り詰めた努力家。全盛期の総資産は5000億円を超え、長者番付・日本一の座に約10年間も君臨。晩年は「松下政経塾」を立ち上げ、政界にも影響力を及ぼそうとした。

何かを「築いた人」より、何かを「気づいた人」の方が幸せだ。

中谷彰宏(なかたに あきひろ)
(1959年4月14日生まれ・大阪府)「面接の達人」などの指南本で有名な作家。俳優でもある。

時間が過ぎ去って行くのではない。われわれが過ぎ去っていくのだ。

西洋のことわざ

人間は、まだ十分に幸福ではなかったからこそ、死を恐れるのである。最高の幸福に恵まれれば、すぐに死にたいと思う。

エンゼ
(1771~1833・ドイツ) 女性解放、ユダヤ人解放を訴えた、ユダヤ教徒の女性。

人生の99%が不幸だとしても、最期の1%が幸せならば、その人の人生は幸せなものに変わる。

マザー・テレサ
(1910~1997・マケドニア出身) 「神の愛の宣教者修道士会」を設立し、インドの貧しい子供たちに教育を受けさせた。また、末期の病状の人が安心して旅立てるよう「死を待つ人々の家」というホスピスも開設。カトリック教会の修道女でありながら、キリスト教の枠組みを超えて活動したことが高く評価されている。1979年ノーベル平和賞受賞。

登山の目標は山頂と決まっている。しかし、人生の面白さはその山頂にはなく、かえって逆境の山の中腹にある。

吉川英治
(1892~1962・神奈川県) 昭和を代表する国民的人気作家の一人。「宮本武蔵」「新平家物語」「私本太平記」は、NHK大河ドラマの原作にもなっている。馬主としても有名で、皐月賞馬(ケゴン)の他、有力馬を多数所有していた。

寝床につく時に、翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。

カール・ヒルティ
(1833~1909・スイス) 法学者。哲学者。政治家。敬虔なクリスチャンで、法律家、政治家として著した著作も、すべて一貫したキリスト教信仰の精神に基づいている。代表作「幸福論」「眠られぬ夜のために」

私の今までの生涯には、晴れた日も曇った日もあった。けれども、すべては自分のためになったのである。

アンデルセン
(1805~1875・デンマーク) 日本でも有名な童話作家。代表作「マッチ売りの少女」「人魚姫」「みにくいアヒルの子」

万人受けを目指して作られた車なんて、なんの魅力もありません。

イチロー
(1973年10月22日生まれ・愛知県) MLBで活躍する日本人スタープレイヤー。首位打者に輝くこと2回。「シーズン最多安打記録(262)」「10年連続200本安打」の新記録も打ち立てた。今年で41歳をむかえた彼は、過去に28人しか達成していない「通算3000本安打」の大記録に挑戦している。

ワインを飲んでいる時間を無駄な時間だと思うな。その時間に、あなたの心は休養しているのだから。

ユダヤの格言

人は旅をして、ついには我が家へもどる。人は生きて、ついには大地へもどる。

西洋のことわざ

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