人生・幸福②

あなたが秘密を隠している限り、秘密はあなたの囚人である。しかし、秘密を話した瞬間、あなたが秘密の囚人となる。

ユダヤの格言

善とは何か?あとアジの良いことだ。悪とは何か?あとアジの悪いことだ。

アーネスト・ヘミングウェイ
(1899~1961・アメリカ) 1954年「老人と海」でノーベル文学賞を受賞。しかし、飛行機事故に遭い、重傷を負ったため、授賞式には出席できなかった。晩年は事故の後遺症による躁鬱に悩まされるようになる。1961年、ライフル自殺により永眠。代表作「老人と海」「日はまた昇る」「武器よさらば」「誰がために鐘は鳴る」

あなたの顔を日光に向けていなさい。そうすれば、陰影を見なくてすむ。いつも真理に目を向けていなさい。そうすれば、あなたの心から不安・心配は消える。

ヘレン・ケラー
(1880~1968・アメリカ) 幼いころの高熱が原因で、視力、聴力、話す能力を失うが、家庭教師サリバン先生の熱血的指導に心を動かされ、三重苦を乗り越え、世界的な社会活動家として名を残した”奇跡の人”である。福祉活動だけでなく、女性や被差別者、労働者の地位向上のためにも働いた。

利益は、仕事の副産物である。幸福こそ、仕事の主要な産物である。

ヘンリー・フォード
(1863~1947・アメリカ) 米フォードモーター社の創業者。金持ちの乗り物だった自動車を、庶民でも購入できるように改良し普及させた。

自分の言ったことを決して取り消さない人は、真理より己を愛する人間である。

ジョセフ・ジュベール
(1754~1824・フランス) 思想家。哲学者。エッセイスト。

人の絵を解そうとする人は多いが、小鳥の歌を解そうとする者は少ない。

パブロ・ピカソ
(1881~1973・スペイン) 20世紀を代表する天才芸術家。歴史に名を残す偉大な芸術家は死後に評価されることが多いが、ピカソは生前から大成功を収めた芸術家の一人で、8000億円近い資産を成している。また、ピカソは、幼いころより鳩が大好きで、娘にパロマ(鳩)と名付けている。

他人を感動させようとするなら、まず自分が感動せねばならない。そうでなければ、いかに巧みな作品でも決して生命ではない。

ジャン・フランソワ・ミレー
(1814~1875・フランス) 風景や農民の風俗を描いた画家。明治時代より農業大国日本で絶大な人気を誇ってきた画家の一人である。代表作は「落ち穂拾い」「晩鐘」「種をまく人」。「種をまく人」は本物が2枚あり、1枚はボストン美術館、もう1枚は山梨県立美術館に所蔵されている。岩波書店のマークに使われていることでも有名。

思考は、地獄を天国にもし、天国を地獄にすることもできる。

ジョン・ミルトン
(1608~1674・イギリス) 詩人。代表作「失楽園」

王様であろうと、百姓であろうと、自分の家庭で平和を見出せる者が、いちばん幸福な人間である。

ゲーテ
(1749~1832・ドイツ) 近世ドイツを代表する文学者。自然科学者、政治家でもある。最後の言葉に「もっと光を」と残した逸話は有名。ワイマールの墓地では親友シラーの隣りで眠っている。

荷物が重くてくじけそうになったら、ほかの荷物を軽くすればいい。

作者不詳

雨の日には雨の中を、風の日には風の中を。

相田みつを
(1924~1991・栃木県) 詩人。書家。若いころは陽の目を見なかったが、60歳の時に出版した詩集「にんげんだもの」で世間に知られるようになる。その後、同詩集はミリオンセラーになり、1996年には相田みつお美術館が開館するが、本人亡き後のことである。シンプルな詩を、独特の書体で書きとめた作品が、人々の心を掴んだ。

つらい時には命のことを考えるのに、楽しい時には考えないのはなぜだろう?

3年B組金八先生 第7シリーズ
第13回「命とはなんだろう?」で、滋賀県の15歳の少女の言葉を引用して授業した。”日本一短い手紙「いのち」一筆啓上”(丸岡町文化振興事業団)に収録されている。

Page top icon