努力・挑戦⑤
エベレストよ、今回は私たちの負けだ。だが、必ず舞い戻って登頂してみせる。なぜなら、山はこれ以上大きくならないが、私はもっと成長できるからだ。
(1919~2008・ニュージーランド出身) 1953年5月29日、ネパール人シェルパの「テンジン・ノルゲイ」と共に、人類史上初の快挙となるエベレスト登頂に成功した。
何も咲かない寒い日は、下へ下へと根をのばせ。やがて大きな花が咲く。
(1972年5月6日生まれ・岐阜県) 2000年シドニー五輪・女子マラソンの金メダリスト。女性アスリート初の国民栄誉賞受賞。高橋尚子さんの座右の銘で、高校の陸上部の恩師に贈られた言葉である。
大胆に挑戦すれば、世界は必ず譲歩する。チャレンジし続けよう、困難のほうが屈服するまで。
(1811~1863・イギリス) チャールズ・ディケンズと並び、ヴィクトリア朝を代表する小説家。共に代表作「虚栄の市」「ペンデニス」
「勝つ意欲」は大して重要ではない。そんなものは誰でも持っているからだ。重要なのは「勝つために準備する意欲」である。
ボビー・ナイトインディアナ大学を3度も全米チャンピオンに導いたバスケットボールの監督。
努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それは”まだ”努力とは呼べない。
王貞治(1940年5月20日生まれ・東京都) 台湾国籍のプロ野球選手。長島茂雄と共に「読売巨人軍」の黄金時代を支えた主砲。通算868本の本塁打記録は、未だにやぶられていない。
道は近くとも行かなければ到達せず、事は小さくても行わなければ成就しない。
中国のことわざたとえ、その目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。
(1923~1996・大阪府) 昭和を代表する人気ノンフィクション作家。「梟の城」で直木賞を受賞。作品には「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「国盗り物語」等、戦国・幕末・明治を扱った歴史小説が多い。現在の”坂本龍馬”のイメージは、司馬遼太郎の小説が作り出したものである。
一日生きることは、一歩進むことでありたい。
(1907~1981・京都府) 日本人初のノーベル賞受賞者(物理学賞)
学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知であるか思い知らされる。自分の無知に気づけば気づくほど、よりいっそう学びたくなる。
アルベルト・アインシュタイン(1879~1955・ドイツ出身) 「相対性理論」で有名な、ユダヤ人物理学者。ノーベル物理学賞受賞。広島・長崎に原爆が投下されたことに嘆き、晩年は平和活動に従事する。
天才は有限。努力は無限。
中村清(なかむら きよし)(1913~1985・ソウル出身) 陸上競技の指導者。瀬古利彦、ワキウリのコーチとして有名。
何度も何度も負けたとしても、自分の道をひたすら歩き続ければ、やがてそこに一本の道が拓けてくる。
谷川浩司(1962年4月6日生まれ・兵庫県) 羽生善治のライバルとして有名な将棋のプロ棋士。十七世名人。2012年12月より日本将棋連盟会長に就任。
毎日少しずつ、それがなかなかできねんだなあ。
相田みつを(1924~1991・栃木県) 詩人。書家。若いころは陽の目を見なかったが、60歳の時に出版した詩集「にんげんだもの」で世間に知られるようになる。その後、同詩集はミリオンセラーになり、1996年には相田みつお美術館が開館するが、本人亡き後のことである。シンプルな詩を、独特の書体で書きとめた作品が、人々の心を掴んだ。
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