人生・幸福④
自分を笑えるものは他人に笑われない。
ユダヤの格言心に欲がない時は、人間豊かに生きられる。
(1530~1578・新潟県) 今の新潟から北陸一帯まで勢力を広げた戦国武将。長尾景虎(ながお・かげとら)の名前でも知られている。武田信玄(現・山梨)と死闘を繰り広げた「川中島の戦い」は、映画やドラマで描かれることが多い。ちなみに、Jリーグのアルビレックス新潟とヴァンフォーレ甲府の試合は、川中島ダービーと呼ばれている。
毎朝、目を覚ます度にお前はこう言ってもいいだろう。目が見える、耳が聞こえる、体が動く、気分も悪くない・・・有難い、人生は美しい。
(1864~1910・フランス) 小説家。詩人。劇作家。代表作「にんじん」
芸術は悲しみと苦しみから生まれる。
パブロ・ピカソ(1881~1973・スペイン) 20世紀を代表する天才芸術家。歴史に名を残す偉大な芸術家は死後に評価されることが多いが、ピカソは生前から大成功を収めた芸術家の一人で、8000億円近い資産を成している。また、ピカソは、幼いころより鳩が大好きで、娘にパロマ(鳩)と名付けている。
真の自由とは、すべてのことを己の基準でなしうることである。
ミシェル・ド・モンテーニュ(1533~1592・フランス) ルネサンス期を代表する哲学者。現実の人間を洞察し、人間の生き方を探求して綴り続けた随筆集「エセー」が有名。
何でも思い切ってやってみる事ですよ。どうせ人間は、野原の石ころ同様、骨となって一生を終えるのだから。
坂本龍馬(1836~1867・高知県) 坂本龍馬の功績として知られているのは「犬猿の仲であった薩摩と長州の2大勢力を和解させたこと」「勝海舟などの幕臣に、血を流すことなく政権を譲るよう説得したこと」「長崎から京都に向かう船中で、幕府亡き後の日本の青写真を作成したこと(船中八策)」しかし、薩摩と長州が和解したのは、薩摩が折れたからであり龍馬が和解させたという記録はない。船中八策についても証拠の資料が一切残っていない。現在の坂本龍馬のイメージの多くは、司馬遼太郎の小説「竜馬がゆく」で作られたものである。
疲れた人は、しばし路傍(みちばた)の草に腰をおろして、道行く人を眺めるがよい。人は決してそう遠くへは行くまい。
(1818~1883・ロシア) トルストイ、ドストエフスキーと並び、19世紀のロシアを代表する文豪。代表作「猟人日記」「父と子」「初恋」
人間は、関心を寄せるものが多ければ多いほど、ますます幸福になるチャンスが多くなる。
(1872~1970・イギリス) 哲学者。数学者。論理学者。1950年、人道的理想や思想の自由を尊重する著作群が表彰され、ノーベル文学賞を受賞している。アインシュタインと共に”核兵器廃絶運動”に身を投じた平和主義者としても有名。
しあわせは、いつもじぶんのこころがきめる。
相田みつを(1924~1991・栃木県) 詩人。書家。若いころは陽の目を見なかったが、60歳の時に出版した詩集「にんげんだもの」で世間に知られるようになる。その後、同詩集はミリオンセラーになり、1996年には相田みつお美術館が開館するが、本人亡き後のことである。シンプルな詩を、独特の書体で書きとめた作品が、人々の心を掴んだ。
今日を立派に生きることが、明日の希望を見いだすことである。
ヘレン・ケラー(1880~1968・アメリカ) 幼いころの高熱が原因で、視力、聴力、話す能力を失うが、家庭教師サリバン先生の熱血的指導に心を動かされ、三重苦を乗り越え、世界的な社会活動家として名を残した”奇跡の人”である。福祉活動だけでなく、女性や被差別者、労働者の地位向上のためにも働いた。
表の並木には桜を。裏の並木には栗を。
加藤清正(1562~1611・愛知県) 熊本藩初代藩主。秀吉の有能な家臣として、秀吉の天下統一に大きく貢献する。その後、秀吉の横暴な振るまい(朝鮮出兵など)や、石田三成を嫌い、家康に近づくようになる。関ヶ原の戦いでは黒田如水と共に家康の東軍に加担。功績により肥後熊本の52万石を与えられる。
なんと大洋の美しいことよ、なんと大空の澄んでいることか、点のような太陽、何事が起ころうと、この瞬間を生きていることでたくさんだ。
チャールズ・リンドバーグ(1902~1974・アメリカ) 1927年、一人乗りのプロペラ機で、ニューヨーク(ルーズベルト飛行場)⇒パリ(ル・ブルジェ空港)までの間”5,810km”を33時間29分30秒で完走。人類初の大西洋単独無着陸飛行に成功した。この体験について書いた「翼よ、あれがパリの灯だ」で、ピュリッツァー賞を受賞している。
NEXT 人生・幸福⑤